日本のメガバンクの勘定系システムは、だいたいIBMに統一されつつある流れにありますが、一部には、80年代の富士通、日立のメインフレームをベースにした勘定系のシステムが残っている。また、官公庁や自治体のシステムにも、国産のそうしたシステムがかなり残っている。こういうシステムを今後どうするのかという問題提起をしたいのですよ。

 ひとつは、少なくともIBMは「zシリーズ」を出して、継続性の問題についてはある程度の答えを出しています。要するに、メインフレームの上でLinuxも同時に動かせるようにして、いつでもオープン系に移行できるというパスを用意した。その結果、zへの移行も進んできていると思いますが、金融業界はどちらかというと銀行の統合によって必然的にIBMに全部集約されたというような状況でしょう。